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お客様の声

茨城県五霞町 町民税務課 町民グループ 矢島 征幸
マイナンバー制度 専用ホームページ
「マイナのおうち」について

社会保障・税番号制度(以下「マイナンバー制度」)施行前からいち早くその普及・推進に取り組んでこられました。現在はマイナンバーカードの担当課ということもあり、常に住民目線を意識して「便利に」、「かんたんに」を考え業務改善を推進している職員様です。
今回は、マイナンバー制度の専用ホームページとして制作した「マイナのおうち」について熱くお話いただきました。

「マイナのおうち」を制作するに至った経緯を教えてください。
制作に至った経緯は、マイナンバー制度が「分かりにくい」とか「煩雑」とか、「非常に難しいものに感じられてしまっている」といったものを改善したいという思いからです。
「マイナのおうち」の制作において、コンセプトなどはありましたか?
自治体が持つホームページに、マイナンバー制度について詳しく記載されているページが存在しない、また存在していてもわかり難いことから、「住民の方の目にとまり、見て楽しい」その様なマイナンバー制度専用のホームページがあったら住民の理解をもっと深められるのではないか、というコンセプトで今回の制作をお願いしました。
コンセプトを実現する上で、どのようなプロセスを踏まれましたか?
コンセプトの「住民の方の目にとまり、見て楽しい」を実現するために、五霞町職員と株式会社情報技術社員による、まさに官民連携の形でワークショップを行い、アイデアを出し合ってWEBサイトのイメージを作りました。
ワークショップでは、どのような意見があがりましたか?
特にこだわったのは「デザイン性」です。
マイナンバー制度が難しいというイメージがあるので、かたいデザインでは絶対に見てもらえない(という意見から)、マイナンバー制度の公式キャラクターであるマイナちゃんを前面に出し、「マイナちゃんの部屋がある」、「その部屋を見てみたい」、「家の形が良いんじゃないか」などのアイデアから「マイナのおうち」となりました。
制作に着手してから公開に至るまでの過程を教えていただけますか?
五霞町公式ホームページは、平成26年度に公募型プロポーザルで株式会社情報技術さんに決定し運用をしています。そのCMSを使って「マイナのおうち」を制作しました。そのため、新たなサーバの設置やドメインの取得が不要なことから、短期間で公開まで辿り着くことができました。
また、制作後の情報発信についても、職員が以前から使っているCMSで更新ができるため、新しい操作を覚える必要もなく、簡単に更新ができています。
官民連携による制作には、どのようなメリットがありますか?
こちらが意図したイメージに形やデザインをただ近づけるのではなく、想像以上のものに作りあげてくれます。なぜ、それができるのかというと担当職員と担当社員さんのコミュニケーションと、良いものを創るといったプロ意識だと思っています。
また制作の打ち合わせや修正依頼も、熱心に、迅速に対応してくれる点が非常に助かっています。請負業者さんと依頼者という関係はもちろんですが、「良いものを一緒に創るパートナーとして、一緒にまちづくりに取り組むことができる業者さん」であると思っています。
マイナのおうち

五霞町のマイナンバー制度取組について

五霞町では、2015年10月のマイナンバー制度施行前から、広報紙やSNSなどの媒体を通じて「マイナンバーカード推進」の周知に努めてきました。
また、町内15ヶ所の集会所等へ職員が出向き、タブレット端末を使って顔写真の撮影やWEB申請の補助を行う五霞町独自の行政区交付方式は、全国でも先進的な取組として高く評価され、周知活動と共に「草の根ローラー作戦」として2017年2月には総務省マイナンバー・マイナンバーカード広報大賞の広報企画部門で広報大賞を受賞しました。このような普及活動の結果、マイナンバーカードの交付枚数は3,038枚と人口の34.8%(全国平均12.6%)に達し、これは全国3位(県内1位)と高い交付率となっています。(2019年1月31日現在)